経営理念

経営理念

株式会社edu style 企業理念

従業員の心と技術の成長を通じ、福利厚生を上げ、豊かな心と生活を実現しながら、お客様への感謝と貢献を実現します。
自らの発想と研鑽、お取引様との協業と共に、新しい市場、感動、顧客の創造を行います。

【MISSION】 私たちの使命

ウィッグと美容技術を通じて、お客様に自信と笑顔を届け、より豊かなライフスタイルを提供します。

【VISION】 私たちの目標 

私たちのウィッグでお客様に確かな成功体験を提供し、美容技術とビューティーライフの革新を目指します。

【VALUE】 私たちの価値観

心(寄り添い)…
お客様の気持ちと重なり合わせ、共感をもって接します。

情報(わかりやすさ)…
毛髪・市場・自社についての情報を明確に丁寧にお伝えします。

製品(安心・高品質)…
安心で高品質な製品を手に取れる価格で提供します。

ヘアスタイル(似合わせ)…
お客様一人ひとりの理想と個性を美容技術で実現します。

edu style 〜ウィッグ事業の歩みと品質へのこだわり〜

信頼される製品づくりをめざして

私たちは1977年に美容室を設立し、2006年より関西医科大学附属病院枚方病院にて院内美容室の運営を開始しました。
2011年には天満橋・京阪シティモールにウィッグ専門店も開設し、多くの患者様やお客様と向き合ってまいりました。
院内美容室開設当初は通常の美容業務が中心でしたが、2008年頃、抗がん剤治療による脱毛で悩む患者様に、より安価で似合うウィッグを提供するよう院長よりご指示がありました。
しかし当時は価格が高く、満足のいく商品が少なかったため、急遽業者や知人の協力を得てウィッグの仕入れを行い、徹底したドライカット技術で一人ひとりに合わせたご提案を行ってきました。
抗がん剤治療による脱毛にはウィッグの他、インナーキャップや帽子なども必要で、自髪が元通りになるには約2年を要します。
その間、患者様と相談しながらキャップ・帽子・ウィッグの使い分けや自髪の調整を行い、家庭や職場への復帰をサポートしています。
時には残念なお話も伺いますが、皆様は困難に向き合いながら懸命に日常を取り戻そうとされています。
一方で、ウィッグ製品の品質表示や素材・製造場所などが不明瞭な現状に課題を感じてきました。
2021年からは、まず帽子の製造を奈良県広陵町の工場に委託し、明確な足跡を持つ商品づくりを開始。
さらにウィッグのベース製作にも広陵町の縫製技術を活かすなど、素材や生産背景が明らかな製品開発に注力しています。
靴下生産の技術も応用し、大きな変革を遂げました。
最終工程であるデザインや色彩の面でも専門家の協力を得て、ファイバー素材の調達や品質表示の徹底に努め、信頼できる製品提供を目指しています。
販売方法についても、ふるさと納税制度を活用し、官民一体でより透明性の高い市場展開を進めています。
医療用やおしゃれ用のウィッグ市場は今後も拡大が見込まれますが、ほとんどの販売店では現在も材質や製造場所の表記がないのが実情です。
私たちは、食品業界のように「どこで、どのような材質で、どのように作られているか」を明確にすることがメーカーの責務だと考え、特に人毛などの出所不明な材料を安易に使わず、安心してお使いいただけるウィッグづくりにこれからも励んでまいります。